波佐見焼
人気の波佐見焼「白山陶器」のおしゃれで使いやすいおすすめのお茶碗をご紹介。伝統的なものからモダンなもの、機能的なもの、夫婦茶碗から子ども茶碗まで、人気のお茶碗の中から自分にぴったりなお茶碗を見つけてください。
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この記事の目次
家庭で使う器の中でもっともパーソナルな器が「お茶碗」です。自分専用の「飯碗」が決まっているご家庭は多いのではないでしょうか。
お茶碗は、洋食器と違って、手に持って食べます。ですから、見た目だけでなく、手に持った時の使い心地というのもとても大切です。ひと言にお茶碗と言えども、大きさや形状、デザインなど、実にたくさんあるので自分にぴったりの、使い心地の良いものに出会うのはなかなか難しいものです。
そこで、今回は、近年人気急上昇の波佐見焼のメーカー「白山陶器」から、おすすめのお茶碗をご紹介します。
白山陶器(はくさんとうき)は、「なにより使いやすく、生活の中になじむものである」というコンセプトのもと、デザイン性にも機能性にも優れた波佐見焼の器を数多く生み出している老舗の陶磁器メーカーです。シンプルだけどおしゃれ、そして使い心地が良く手に馴染む。そんな白山陶器の数あるお茶碗の中から、特におすすめの17点をご紹介します。
ご覧いただいた皆さまにも「自分にぴったりのお茶碗」が見つかれば、とても嬉しいです。
波佐見焼 白山陶器 お茶碗 平茶わん 参考価格2,310円~(2021/07/09時点)
白山陶器の人気のお茶わんがこちら、「平茶わん」です。
「毎日使う日常の器こそが、一番大事な器」と言う陶器デザイナー・森正洋氏の作品で、グッドデザイン賞も受賞しています。この平茶わんはなんとバリエーションが100種類もあるコレクションとなっているので、自分好みの色や柄を見つけることができます。家族それぞれ全然違った絵柄を選んでも、形状が同じだと統一感もあり、重ねて収納もできるのでおすすめです。
碗の内側が広く見えて楽しめるようにと、浅めで平たく、直径が15㎝と少し大きめな形状が特徴です。お茶わんの底となる高台もしっかり高さがあるので、お茶わんの縁と高台に指を当てて片手でしっかり持つことができます。軽くて丈夫なのも魅力ですね。
また、絵柄はすべて手描きなので、手仕事ならではの良さを感じることができます。これだけたくさんの種類があるとどれを選ぼうか迷ってしまいますね。まずは好みのカラーを決め、その中からいいな!と思う絵柄を選ぶと良いでしょう。
また、飯碗としてだけでなく、小鉢としておかずやフルーツを盛り付けても素敵です。
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 白山陶器 お茶碗 白磁千段 飯碗 参考価格1,210円~(2021/07/09時点)
1960年代から作り続けられている白山陶器の定番シリーズ「白磁千段」。
一本ずつ幾重にも線を彫っていく千本彫という職人さんの丁寧な手仕事により、美しい白磁をより引き立て、深みのある表情を作り出しています。白磁千段シリーズの器はすべてこの千本彫による上品な縞模様に、器の縁に錆絵具を施した「縁錆」が描かれていて、器全体をすっきり引き締めています。
白磁千段にはサイズの異なる3つの飯碗があります。
いずれもスタンダードな飽きのこない丸い形状で、少し少な目の3.5寸、標準的な大きさの4寸、たっぷり1食分がよそえる4.2寸の3サイズとなっています。食べる量に合わせてサイズを選べるのがいいですね。
白磁の器は何にでも合う自由度の高さが人気です。また、磁器ならではの艶のある美しさと、軽いのに丈夫で使いやすく、電子レンジや食洗機でも使えるという利便性の高さも人気の秘訣です。
【3.5寸飯碗】
【4寸飯碗】
【4.2寸飯碗】
【共通】
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 白山陶器 お茶碗 ブルーム お茶わん 参考価格1,650円~(2021/07/09時点)
どこか北欧の雰囲気を感じさせる波佐見焼のシリーズ食器「ブルーム(BLOOM)」。
美しい白磁に手書きで描かれた瑠璃色の丸い花柄モチーフが愛らしく、懐かしさすら感じる落ち着いた印象を与えてくれます。また、シリーズのラインナップが豊富で、お湯呑みやマグ、大小さまざまなプレートからティーポット、カップ、また丼までと多岐に渡るため、ひとつひとつ集めるのも楽しみですね。
ブルームのお茶わんは少し丸みのあるフォルムで、直径が小さめで高台もしっかり指がかけられる高さがあるので、手の小さな方でも持ちやすくなっています。ぐるっと一周、美しい藍色のお花のモチーフが描かれていて、内側は艶のある白磁となっています。
サイズはひと回り大きさが違う小と大、2種類あるため、サイズ違いで夫婦茶碗にも◎。
軽くて丈夫、電子レンジも食洗機もOKという扱いやすさも人気の秘訣です。
【お茶わん 小】
【お茶わん 大】
【共通】
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 白山陶器 お茶碗 二色十草 お茶わん 参考価格1,760円~(2021/07/09時点)
伝統模様である「十草」を赤と青の二色で織りなした白山陶器の「二色十草」。
お茶碗の縁から高台の底まで、1本1本丁寧にフリーハンドで描かれていて手づくりのあたたかみを感じます。お碗の内側の赤青のドットもかわいらしさを引き立てていますね。
サイズは小さめの直径で手にしっかりと収まる小ともうひと回り大きな大の2サイズあります。同じ絵柄でお湯呑みも大小あるので、夫婦茶碗・夫婦湯呑みにしてもステキです。
落ち着いた和食器でありながら、和になりすぎず、地味にもなりすぎない、ちょうど良いデザインとサイズが使いやすく、馴染みやすいと人気のお茶碗です。
【お茶わん 小】
【お茶わん 大】
【共通】
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 白山陶器 お茶碗 一本つる草 お茶わん 参考価格1,100円~(2021/07/09時点)
伸びやかなつる草を、ひとつひとつ丁寧に手描きされた「一本つる草」。
真っ白な美しい白磁にやわらかいタッチのモチーフがよく映え、シンプルだけどどこかおしゃれで、飽きのこないかわいいシリーズです。
お茶碗は小ぶりでしっかり手に持ちやすい形で、白磁に赤のつる草の「小」サイズと、白磁の青のつる草の「大」サイズがあります。ちょうどペアで使えるようになっているのが嬉しいですね。お湯呑みのペアもあります。
つる草のモチーフは少し斜め上から見ると、外側のつる草と内側のつる草が繋がって見えます。食べ終わったらお碗の底にもモチーフが。こういうさり気ない紋様が食事を楽しませてくれますね。
【お茶わん 小】
【お茶わん 大】
【共通】
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 白山陶器 お茶碗 ミストホワイト 飯碗 参考価格1,320円~(2021/07/09時点)
ひとり暮らしの方からファミリーまで、さまざまなライフスタイルに対応できるラインナップを取り揃えた白山陶器自慢の「ミストホワイト」シリーズ。手彫りの筋模様にしっとりとした釉薬がまっしろな器の表情に深みを与えてくれます。
ミストホワイトの「飯碗」は、シャープで直線的なシルエット。高めの高台で、その佇まいはどこか凛としています。手に持ってみると片手でしっかり持ちやすく、見た目よりもずっとやさしくマットな質感は食卓にやさしい明るさを添えてくれます。
カラーもサイズもこれひとつ。
いつもの白ご飯も、すこし上質に、美味しく魅せてくれそうですね。
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 白山陶器 お茶碗 よしず彫 飯碗 参考価格1,080円~(2021/07/09時点)
白山陶器の「よしず彫」シリーズは、丁寧に彫られた縦のレリーフが釉薬の濃淡を強調し、磁器そのものの美しさを引き立てています。和洋を問わない使い勝手の良さと、美しいフォルムと上質な素材感が人気です。
よしず彫の「飯碗」は、側面に縦縞のレリーフが彫られていて、縁はなめらかになっています。ほど良い深みと丸みが持ちやすく、老若男女を問わないお茶碗です。
カラーは真っ白な美しい白磁と青白釉の2色。伝統釉である青白釉は、淡くて繊細な薄いブルーで、焼きものらしい表情が楽しめます。
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
麻の糸を巻き付けたような不揃いのラインと白磁の美しさが魅せる白山陶器の人気シリーズ「麻の糸」。インディゴとセピアの2色展開で用意されたこのシリーズは、インディゴは藍色の顔料「呉須」で、セピアは「錆釉」で、丁寧にひとつひとつ彫や染めがなされていて、そのシックな色合いと美しい白磁とのコントラストが魅力です。デザインもシンプルながら、どこか新しく、和モダンな落ち着いた雰囲気がとてもおしゃれです。
麻の糸の「飯碗」は、直線的なフォルムで片手で持ちやすくなっています。白磁の碗に高台のところだけアクセントカラーとなっていて、モダンでシャープな印象を与えます。シンプルな中に強いこだわりを感じますね。
カラーはインディゴとセピアの2色。先にご紹介した「ミストホワイト」も同じフォルムなので、インディゴやセピアとミストホワイトでペアにするのも良いですね。
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
白山陶器の「あやとり」シリーズは、美しい白磁にさり気なく溶け込んだ薄青の縞模様が、何とも上品な質感を生み出した作品です。やさしい風が吹くような、穏やかな表情がとてもステキです。
「あやとり」の飯碗は少し小ぶりな1サイズのみ、カラーもこれひとつです。それもまた、完成された秀逸さを感じませんか。誰にでも持ちやすく、年代も問わず、和洋の垣根もこえた万能なお茶碗です。
あやとりシリーズはこのお茶碗とお揃いのお湯呑みがあります。また、もっとたっぷり食べたい方には飯碗ではなく、小丼碗、丼碗など、大きいサイズの器がラインナップされていますのでチェックしてみてくださいね。
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
1977年に発売されたロングセラーシリーズ「紀の川」。伝統的な櫛目模様をモダンにアレンジし、40年以上経った今でも古くささを感じさせないスタンダードな人気シリーズです。グッドデザイン賞も受賞しています。
お茶碗は、光沢のある白磁に、縁の内外と高台に赤または青の淡い縞模様が映え、すっきりとしています。少し丸みのある形も持ちやすいですね。
サイズは何と4サイズ。3.5寸、4寸、4.2寸、5寸と展開されているので、使う人の食べる量やお好みにあわせて選べるのも嬉しいところ。家族みんなにぴったりのお茶碗を揃えることができます。
【3.5寸飯碗】
【4寸飯碗】
【4.2寸飯碗】
【5寸飯碗】
【共通】
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
白山陶器の「高台花(こうだいばな)」は、お茶碗とお湯呑みだけのシリーズで、その名の通り、少し高めに作られた高台(底の部分)に、淡い小さなお花のモチーフが描かれた作品です。
縁には呉須(藍)と錆のラインが施されていて、かわいらしさの中に落ち着いた和のテイストを感じさせます。
高台花のお茶わんは、小さめでほどよい深みがあって持ちやすくなっています。スタンダードなすっきりとしたフォルムで、世代を問わず、使いやすいお茶碗になっています。
カラーはピンクとブルーの2色。夫婦茶碗にもなりますね。
また、お子さま用にも最適。和の魅力をじっくり味わえることでしょう。
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
2010年にグッドデザイン賞を受賞した白山陶器の人気シリーズ「COMMO(コモ)」。
COMMOは「共有し合える器」という思いが込めて作られていて、小さなお子さまもお年寄りも、家族みんなで共有できる機能的な器のシリーズです。
特に「すくう」という動作に注目し、誰でも「すくいやすいこと」を重視したのが器の内側にある三日月のような弧を描いた「反り返り」です。この反り返りが、「すくう」動作をサポートしてくれるため、誰にでもすくいやすくなっています。
機能面だけでなく、日常的に他の器とも調和するよう、視覚的にも滑らかで美しいフォルムになっています。
COMMOのお茶わんにも、内側に反り返りがあり、小さなお子さまでも手が不自由な方でもすくいやすい形状になっています。さらに外側は帯状のレリーフとなっているため、見た目にキレイなだけでなく、手に持った時に滑りにくいという機能性も備わっています。
美しい器の中にさり気ない機能性が詰まったCOMMOのお茶わんは、そのコンセプト通り、家族みんなで使えますね。カラーも鮮やかな全4色です。
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
白山陶器の「てんてん」は「点々」つまりドットのことです。縁や高台にかわいく散りばめられた赤や青のドット模様のかわいいシリーズです。
やわらかいタッチのドットが、器の縁と高台にあしらわれていて、ポップでカジュアルな印象です。白磁の器でありながら、気兼ねなく日々使える日常食器です。
てんてんのお茶碗は、小さめサイズの赤ドットと大きめサイズの青ドットの2種類あり、ペアにも最適。先にご紹介した「二色十草」や「一本つる草」と同じサイズ、カラー展開になっています。
両親は二色十草、お子さまはてんてんや一本つる草と違う絵柄で揃えても統一感があり、同じサイズで重なりも良いのでおすすめです。
お揃いのお湯呑みや丼碗もあるので、いろいろ取り揃えてみるのも良いですね。
【お茶わん 小】
【お茶わん 大】
【共通】
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
伝統的な「手濃み(てだみ)」という技法で大胆な梅の模様をアレンジした白山陶器の「ねじり梅」シリーズ。グッドデザイン賞、ロングライフデザイン賞も受賞しています。
「手濃み」とは、染付の時に素地に描かれた下書きの輪郭線を太い筆(濃み筆)の先を補足して丁寧に塗っていく塗り絵のような技法です。筆に呉須を含ませ、筆を指で押さえながら呉須の量を調整して色の濃淡を表現できます。手濃みは熟練の職人さんしかできません。
そんな伝統技術を存分に駆使した「ねじり梅」のお茶碗は、ひっくり返して見ると5枚の梅の花びらが大胆に描かれていて、呉須の藍と白磁のコントラストが美しい器です。
4寸の女性にちょうどいいサイズは赤、もうひと回り大きな4.2寸は呉須(青)となっています。家庭的ながらも品のあるねじり梅のお茶碗は夫婦茶碗としてもとてもステキです。
また、5寸の「お茶漬け碗」も展開されているので、もっとたくさん召し上がる方、お茶漬けや丼ものなどはこちらもおすすめです。お茶漬け碗には蓋つきもあります。
なお、赤い模様は「上絵付」で描かれているため、食洗機や電子レンジでは絵柄が剥がれてしまう場合がありますのでご使用はお控えください。呉須は食洗機も電子レンジも◎です。
【4寸飯碗】
【4.2寸飯碗】
【お茶漬け碗】
【共通】
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
伝統的な陶磁器の模様「丸紋つなぎ」。
白山陶器の「丸紋つなぎ」は、古来の良さも感じつつ、丸紋の中に描かれたカラフルなお花のモチーフがアクセントに。また、丸紋自体も、単純な丸ではなく、細い筆でゆるやかに、幾重にも描かれた濃紺の輪で、カジュアルさを感じるモダンな丸紋つなぎになっています。
丸紋つなぎの「お茶わん」は少し小ぶりな誰にでも使いやすいサイズです。片手で持ちやすく、軽くて丈夫なのも嬉しいですね。内側の縁に描かれたフリーハンドのラインもあたたかみがあってステキです。
同シリーズでスクエアプレートやポットなど、洋にもぴったりなアイテムが多数展開されているので、いろいろ取り揃えると、毎日の食卓をトータルに彩ってくれることでしょう。
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 白山陶器 お茶碗 チャイルド お茶わん(子ども用) 参考価格1,320円~(2021/07/09時点)
小さなお子さまにも使いやすいように設計された白山陶器の「チャイルド」シリーズ。
離乳食の時はもちろん、ひとりで食べられるようになってからも長く使えるように考えられています。
子ども用食器は割れると危ないからとプラスチック製のものが多いのですが、小さい頃からきちんと陶磁器で食事をさせたいという親御さまも多いのでは?波佐見焼は丈夫で割れにくく、それでいて軽いので、お子さま用食器には最適なのです。
そんなチャイルドの「お茶わん」は、一般的なお茶碗より高台が低くて広いため、安定感があります。小さなお子さまの手にもしっかり収まるサイズで、倒れにくく、丈夫です。
絵柄もお子さまが喜ぶやさしいラインナップ。
【森の詩】…とびかう小鳥たちの明るく健やかな鳴き声が響く森のイメージ
【かくれんぼ】…カラフルに散りばめたはっぽの中に「とり」が隠れています
【ビーンズ】…やわらかいピンクまたはグリーンのかわいいドット模様
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 白山陶器 お茶碗 PiPi お茶わん(子ども用) 参考価格1,320円~(2021/07/09時点)
「とり」をモチーフにした白山陶器の子ども向け食器シリーズ「PiPi」。
丸くてかわいらしいとりのフォルムがあちこちに散りばめられ、お子さまの食卓をやさしく、楽しく、彩ってくれます。実用性も兼ね添えた人気シリーズです。
そんなPiPiの「お茶わん」は、やさしい丸みを帯びたボウル型。もちろんボウルとしてさまざまなシーンで活躍します。
「どこにとりのモチーフが?」と思ったら、ひっくり返すと高台がかわいらしいとりのシルエットになっています。お碗は丸いのに、手間暇がかかった作品ですよね。
カラーは外側も内側も単色で仕上げたやわらかいイエローとピンク。そして、白磁に淡い丸いパターンをあしらった「ふわり」があります。ふわりの絵柄はひとつひとつ手描きで描かれているため、レイアウトや色味が異なります。これもまた手間暇がかかった手仕事ならではのあたたかみがあってステキです。
※サイズ、容量、重量には個体差があります。