波佐見焼
「暮らしに寄り添う器」を大切にしている波佐見焼の「西海陶器」から、伝統を大切にしつつも革新的なデザインと高い機能性を誇る人気の「マグカップ」、おすすめ14品をご紹介。エッセンスオブライフやハサミポーセリン、コモンなどの人気シリーズも。
1,582
最終更新 -
この記事の目次
西海陶器(さいかいとうき)は、波佐見焼を中心とした陶磁器の総合商社です。400年以上続く波佐見の伝統技術を守りながら、革新的なデザインと高い機能性を追求し、「庶民の営みに寄り添った暮らしの器」を生み出し続けています。
そんな西海陶器が手掛けるテーブルウェアの中から、さまざまな質感、デザインのマグカップをご紹介します。マグカップは家でもオフィスでも、ホッとひと息つけるリラックスタイムの大切なパートナーです。お気に入りのマグカップを見つけて、満足できるステキなティータイムを楽しんでいただければ嬉しいです。
波佐見焼 西海陶器 マグカップ HASAMI PORCELAIN「マグ 85㎜」 参考価格1,980円~(2021/04/15時点)
HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)は、デザイナー篠本拓宏さんがディレクションする西海陶器を代表するテーブルウェアシリーズです。
400年の歴史と伝統を脈々と受け継いできた波佐見焼に現在の息吹を吹き込み、革新的なデザインと高い機能性で人気を集め、2015年にはグッドデザイン賞も受賞しています。
陶器よりもシャープで、磁器よりも優しく有機的な感触がある半磁器です。さらに落ち着いたマットな風合いと一切の装飾がないフォルム。そして直径が同じ器はすべて重ねて収納でき、トレイはボウルのフタにもプレートにもなるといった多機能性も備わっています。
マグカップは3サイズ展開。すべて直径85㎜で重ねられるよう底に溝があるため、重ねて収納してもずれたりしません。大人用にLサイズ、子ども用にSサイズと違ったサイズで揃えても良いですね。
カラーはナチュラル、ブラック、クリアーの3色。いずれも落ち着いたマットな質感そのままの素朴さが魅力です。
*サイズ、重量、容量には個体差があります。
波佐見焼 西海陶器 マグカップ essense of life 「es mug」 参考価格683円~(2021/04/15時点)
波佐見焼が全国に知れ渡るようになったきっかけのひとつが、この西海陶器と陶磁器デザイナー・阿部薫太郎さんによるデザインプロジェクト「essence of life」です。
「暮らしの中で、豊かさを感じられるものづくり」をコンセプトに、400年以上続く産地の伝統技術を活かしながら、日々変化していく暮らしに寄り添った新しいデザインと機能性を追求し、今もなお留まることなく新しい作品を生み出しています。
この「es mug」はその中でも「essence studio line」というスタンダードシリーズで、シンプルな形状がベース。そこに、柄の絵付けや各色の釉掛けを、それぞれ得意とする窯元が担当し、職人の技術を活かした、遊び心のある製作手法がコンセプトのシリーズです。
手仕事だからこそ、釉薬の色や柄はそれぞれ表情が少しずつ異なるのが魅力。ポットやプレートなど、同シリーズの豊富なバリエーションと合わせて楽しみたいですね。
*サイズ、重量、容量には個体差があります。
波佐見焼 西海陶器 マグカップ essense of life 「king mug」 参考価格2,420円~(2021/04/15時点)
波佐見焼が全国に知れ渡るようになったきっかけのひとつが、この西海陶器と陶磁器デザイナー・阿部薫太郎さんによるデザインプロジェクト「essence of life」です。
「暮らしの中で、豊かさを感じられるものづくり」をコンセプトに、400年以上続く産地の伝統技術を活かしながら、日々変化していく暮らしに寄り添った新しいデザインと機能性を追求し、今もなお留まることなく新しい作品を生み出しています。
中でもカジュアルシリーズとして登場するユニークなマグがこちらの「king mug」です。
まさに王様が掲げていそうなゴブレットのような形状のマグ。それでいて陶器ならではの温かみのある質感が心地よく、アンティークのような釉薬のムラが異国情緒を感じさせてくれます。
こんなマグなら、コーヒーだけでなく、ワインやブランデー、日本酒などのお酒でも良い雰囲気で楽しく飲めそうですね。ペアでプレゼントにしても喜ばれるでしょう。
*サイズ、重量、容量には個体差があります。
波佐見焼 西海陶器 マグカップ essense of life 「nsgaposi マグ」 参考価格1,961円~(2021/04/15時点)
波佐見焼が全国に知れ渡るようになったきっかけのひとつが、この西海陶器と陶磁器デザイナー・阿部薫太郎さんによるデザインプロジェクト「essence of life」です。
「暮らしの中で、豊かさを感じられるものづくり」をコンセプトに、400年以上続く産地の伝統技術を活かしながら、日々変化していく暮らしに寄り添った新しいデザインと機能性を追求し、今もなお留まることなく新しい作品を生み出しています。
その中でカジュアルシリーズとして登場したのがこの「negaposi(ネガポジ)」です。
昔から旅館などでよく目にするこの「水玉彫り」という模様は、ひとつひとつ手作業で彫られています。この水玉彫りをおしゃれでポップな現代調にアレンジしたシリーズです。
negaposiのマグカップは太めの低めに握りやすい取っ手で日常使いに最適。ネイビーに白い水玉模様のnegaと、ホワイトにネイビーの水玉模様のposiの2色展開です。ペアで揃えてもとても可愛いですね。
*サイズ、重量、容量には個体差があります。
波佐見焼 西海陶器 マグカップ essense of life 「agasuke マグ」 参考価格1,360円~(2021/04/15時点)
波佐見焼が全国に知れ渡るようになったきっかけのひとつが、この西海陶器と陶磁器デザイナー・阿部薫太郎さんによるデザインプロジェクト「essence of life」です。
「暮らしの中で、豊かさを感じられるものづくり」をコンセプトに、400年以上続く産地の伝統技術を活かしながら、日々変化していく暮らしに寄り添った新しいデザインと機能性を追求し、今もなお留まることなく新しい作品を生み出しています。
その中でアドバンスシリーズとして人気なのが「agasuke」シリーズです。
「アガスケ」とは東北の方言で「格好つけ」のこと。なるほど、その佇まいは確かに少しツンとして格好つけているようにも見えます。しかしその裏では繊細な手仕事がたくさんなされていて、意図的に表現された濃淡のムラや独特な曲線、細やかな質感など、実に手間暇がかけられた磁器本来の魅力が感じられる美しい器となっています。
agasukeマグは容量は大き目なのに薄くて軽いため、下付きの取っ手で底からしっかり持つことができるようになっています。湯呑みのようなの和のフォルムに白磁の洋の美しさがひかります。
カラーは真っ白な白磁の他に、焼きものならではの窯変を活かした淡く美しいまだら模様の「水空(伊羅保)」と、ほんのり色づいた梅色のグラデーションが絶妙な「紅梅(辰砂)」があります。(「紅梅」は技術上の理由で発色の濃淡などの個体差が大きいとのことです)
*サイズ、重量、容量には個体差があります。
波佐見焼 西海陶器 マグカップ essense of life 「dip mug」 参考価格1,980円~(2021/04/15時点)
波佐見焼が全国に知れ渡るようになったきっかけのひとつが、この西海陶器と陶磁器デザイナー・阿部薫太郎さんによるデザインプロジェクト「essence of life」です。
「暮らしの中で、豊かさを感じられるものづくり」をコンセプトに、400年以上続く産地の伝統技術を活かしながら、日々変化していく暮らしに寄り添った新しいデザインと機能性を追求し、今もなお留まることなく新しい作品を生み出しています。
その中でとびきりカジュアルなシリーズがこれ、「dip mug」です。
「かけわけ」という伝統的な手法で、手仕事で上下半分ずつ違う釉薬が施されていて、下半分はポップでカラフル。さらに軽くて持ちやすく、安定感もありと、機能性も抜群です。
カラーはポップな4色、サイズは3種類展開されています。お子さまやお客さま用なら小さめのSサイズ。自分用にたっぷり飲みたい人はMサイズがおすすめです。家族みんなで全色そろえたくなりますね。
*サイズ、重量、容量には個体差があります。
波佐見焼 西海陶器 マグカップ Common 「マグ」 参考価格1,155円~(2021/04/15時点)
「Common(コモン)」は、国籍や文化の垣根を超え、時代に左右されないテーブルウェアを追求した西海陶器を代表するブランドです。
緻密な試行錯誤の上に完成したその普遍的なデザインは、ニュートラルで無駄がなく、実用性も兼ね添えています。一般家庭の日用食器としてはもちろん、レストランなどの業務用としても数多く愛用されています。
デザイナーは角田陽太さん。2014年、販売が開始された年にグッドデザイン賞を、翌年の2015年にはiFデザイン賞を受賞。そのデザイン性だけでなく、高品質でありながら適正な価格を実現していることも、多くの人が長く愛用できる理由の一つですね。
Commonには大小2サイズのマグカップがあります。シンプルな形だからこそ、ビビットなカラーバリエーションが嬉しいですね。どの色も元気いっぱいで迷ってしまいます。プレートやボウルなど、たくさんの同シリーズがあるので、シンプル×カラフルなテーブルウェアをいろいろと楽しむことができますね。
*サイズ、重量、容量には個体差があります。
波佐見焼 西海陶器 マグカップ Common 「スープマグ」 参考価格1,127円~(2021/04/15時点)
「Common(コモン)」は、国籍や文化の垣根を超え、時代に左右されないテーブルウェアを追求した西海陶器を代表するブランドです。
緻密な試行錯誤の上に完成したその普遍的なデザインは、ニュートラルで無駄がなく、実用性も兼ね添えています。一般家庭の日用食器としてはもちろん、レストランなどの業務用としても数多く愛用されています。
デザイナーは角田陽太さん。2014年、販売が開始された年にグッドデザイン賞を、翌年の2015年にはiFデザイン賞を受賞。そのデザイン性だけでなく、高品質でありながら適正な価格を実現していることも、多くの人が長く愛用できる理由の一つですね。
Commonにはマグカップの他に大き目のスープマグもあります。しっかりと握ることができる持ち手とシンプルな形状が魅力です。6つの豊富なカラーバリエーションがあり、プレートやボウルなど、たくさんの同シリーズがあるので、シンプル×カラフルなテーブルウェアをいろいろと楽しむことができますね。
*サイズ、重量、容量には個体差があります。
波佐見焼 西海陶器 マグカップ OVENWARE 「マグ」 参考価格980円~(2021/04/15時点)
西海陶器オリジナルのテーブルウェア「OVENWARE(オーブンウェア)」。ご家庭のオーブン調理で使える耐熱磁器で作られた器のシリーズです。大小さまざまなグラタン皿を中心に展開されていて、機能的で使いやすい上に、おしゃれでかわいいと人気です。
OVENWAREのマグカップはドリンク用としてはもちろん、ポットパイやカップケーキ、フォンダンショコラなどのスイーツにもおすすめ。おしゃれなカフェメニューにもぴったりです。
カラーはシックなグレー、ブルー、ブラウンの3色展開。どの色も大人可愛い落ち着いたカラーでステキですね。
なお熱々の器をテーブルに置く時は下に鍋敷きやコースターなどを敷くことをお忘れなく。
*サイズ、重量、容量には個体差があります。
波佐見焼 西海陶器 マグカップ 彫刻紋〈白磁〉 「マグ」 参考価格1,815円~(2021/04/15時点)
彫刻紋<白磁>(ちょうこくもん・はくじ)は、その名の通り美しい白磁に彫により紋様をつけたとても上品な磁器シリーズです。紋様もストライプに彫が入った「斜め彫」、太めの縦縞の「竹林彫」、細めの縦縞の「草林彫」と少しずつ表情が異なる3種類があります。
素焼前の生地を、特殊なカンナを用い熟練の技術によって削り出した繊細な紋様は美しく、シンプルなのに凛とした存在感があります。また、彫りの圧によって紋様がひとつひとつ微妙に異なるのも、手仕事ならではの魅力です。
彫刻紋のマグは少し小さめの275ml。ソーサーがなくてもお客さまにお出しできるくらいの上品さです。ちょっとしたコーヒータイムをとても優雅に過ごせそうですね。
底裏に製造窯元である一真陶苑の「一真」の文字が藍で品よく描かれています。
*サイズ、重量、容量には個体差があります。
波佐見焼 西海陶器 マグカップ 白化粧 「マグ」 参考価格1,373円~(2021/04/15時点)
「白化粧」シリーズは、筒山太一窯が手掛ける灰色がかった落ち着いた白と柔らかな質感が特徴の粉引の器です。陶の生地に白い化粧土を施し、釉薬をかけて仕上げられた陶器です。
ふんわりとした陶器の素材感はもちろん、磁器にはないその優しい白の風合いが何とも言えない味わいがあります。さり気ない土見せや経年によるシミもまた、陶器ならではの魅力のひとつです。
白化粧のマグは、大きめのたっぷりサイズ。優しい曲線が手によく馴染みます。使い続けるほどに愛着の湧くお気に入りの一品になりそうですね。
なお、陶器は吸収性が高いため、ご使用前に「目止め」を行うことで、風合いそのままに長くご愛用いただけます。また、食洗機や電子レンジはご利用いただけません。
*サイズ、重量、容量には個体差があります。
波佐見焼 西海陶器 マグカップ マジョリカ 「マグL」 参考価格1,320円~(2021/04/15時点)
「マジョリカ」というのは、イタリアで発達した陶器のことで、白磁に色釉で絵付けしたものの総称です。マジョルカ島を経てスペイン陶器を真似て作り始めたことから「マジョリカ」と呼ばれるようになったそうです。
西海陶器の「マジョリカ」は、ひとつひとつ職人さんの手で丁寧に絵柄が描かれています。手描きだからこそ、少しずつ表情が違って同じものがありません。和洋どちらにもフィットし、どこか北欧の雰囲気も漂う絵柄と、持ちやすく軽くて使い勝手の良いデザインが人気です。
絵柄は3種類。藍の廻り花をあしらった「フラワー」、躍動感のある翼がモチーフの「バード」、コロンとしたイチジクが愛らしい「フィグ」の3つです。どの色味も素敵ですね。
底裏には窯元である中善窯(なかぜんがま)をしるす「善山」という烙印が描かれています。
*サイズ、重量、容量には個体差があります。
波佐見焼 西海陶器 マグカップ 霧鎬「タイコ型マグ」 参考価格1,863円~(2021/04/15時点)
「霧鎬(きりしのぎ)」は、カンナで削った細やかな溝と釉薬の濃淡が美しい縞模様を作り出す「利左ェ門窯」の陶器のシリーズです。やわらかい陶の風合いとあたたかい手触り、そしてブルーグレーの上品な色合いが絶妙な器です。
やさしいデコボコの手触りに、自然の釉薬が生み出すブルーグレーの濃淡は、手仕事の魅力がいっぱい詰まった陶器好きにはたまらない逸品。上品な風合いの中にかわいらしさも垣間見える作品となっています。
この「タイコ型マグ」は、その名の通り中央が膨らんだ太鼓型になっていて、たっぷり大きめの350ml。同シリーズでお茶碗や大小さまざまなお皿もラインナップされているので、トータルコーディネートも楽しめますね。
*サイズ、重量、容量には個体差があります。
波佐見焼 西海陶器 マグカップ mode012 マグ 参考価格1,237円~(2021/04/15時点)
西海陶器の「mode012(モードぜろいちに)」は、「ゼロ」「イチ」「ニ」という3種類の簡素化した模様で描かれた波佐見焼の磁器シリーズです。白磁に色鮮やかな藍色の染付が特徴です。
これらは手描きの絵付けをメインとしている窯元「一誠陶器(いっせいとうき)」でひとつひとつ職人さんが筆で手描きされています。手描き筆ならではの濃淡の違いや不均一な線には手づくりならではの素朴な味わいがあります。
絵柄は3種類。「ぜろ」は平筆を用いて連続させた丸紋様。「いち」は一本線。「に」は2つの線を組むことでできる紋様。大きめのマグカップは日常使いのパートナーとして最適ですね。
*サイズ、重量、容量には個体差があります。
西海陶器(さいかいとうき)株式会社は、元々は70年以上前に活躍していた長崎県波佐見町の窯元です。その後、波佐見町を中心に陶磁器の行商を始め、現在は波佐見、有田を中心に九州肥前地区の窯元120社を取りまとめる陶磁器専門商社となりました。また、波佐見焼の伝統を継承し、波佐見町の街づくり、観光推進など、地域振興活動にも力を入れています。
社名の由来は当時近隣に新しく架けられた佐世保市と西彼杵半島をつなぐ「西海橋」。
「ヒトとモノの架け橋となり人々の暮らしを豊かにしたい」という想いは日本国内だけにとどまらず、海を越え、アメリカ、シンガポール、中国、オランダなど世界各地へ、波佐見焼を中心とした日本の伝統的なテーブルウェアを届けています。
国内外のプロダクトデザイナーやアーティスト、窯元とのコラボレーション商品や、SAIKAIグループのオリジナルブランド商品開発、アパレルショップなどのOEM商品開発など、400年以上にわたり培われてきた肥前の伝統技術や各窯元の特色を活かしたテーブルウェア作りを展開。
多種多様な伝承技術と斬新なデザイン、そして実用性とそれらの適正価格を支える生産体制づくりと、多岐に渡って活躍し、こだわりぬかれた産地特有の「庶民の営みに寄り添った暮らしの器」を提供し続けています。