波佐見焼
モダンでおしゃれな人気の波佐見焼から、おすすめのお茶碗をご紹介。扱いやすい磁器のお茶碗から、味わい深い陶器のお茶碗まで、人気の窯元を代表するおしゃれで使いやすいお茶碗です。ご自宅用にもプレゼントにも最適です。
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この記事の目次
日本の日々の食卓に欠かせないものが「お茶碗」です。
お茶碗は自分専用のものがあるご家庭も多いのではないかと思います。食器の中で、もっともパーソナルな器ともいえるでしょう。
ほとんど毎日、自分のお茶碗でご飯を食べるわけですから、お茶碗は自分だけのとっておきのお気に入りを見つけたいと思っている方も少なくないでしょう。大好きなお気に入りのお茶碗で食べるご飯は格別です。
しかし、ひとことにお茶碗といっても大きさも違えば、陶器や磁器など、素材も異なります。
そこで、今回は、おしゃれでモダンなデザインが豊富で近年とても人気が高まっている「波佐見焼」から、おしゃれなデザインでおすすめのお茶碗を10点ご紹介いたします。いずれも波佐見焼の窯元やメーカーがつくる、波佐見焼の伝統を大切にしつつも、現代に広く受け入れられるおしゃれで使いやすいお茶碗ばかりです。
ぜひ、お気に入りの1点を見つけてください。
波佐見焼 一龍陶苑 お茶碗 しのぎ茶碗 参考価格1,089円~(2021/09/03時点)
「しのぎ(shinogi)シリーズ」は、一龍陶苑の中でも不動の人気を誇るシリーズです。
使いやすさを追求したシンプルでモダンな器のシリーズで、その器の種類もカラーバリエーションも豊富です。
「しのぎ」とはヘラなどで彫って稜線のような縞模様を施した「鎬紋(しのぎもん)」のことで、古くから継承されてきた波佐見焼の伝統技法です。一龍陶苑の「shinogi」は鋳型で器に鎬(しのぎ)を入れていく手法を取っています。素焼した器に色釉を入れていくことで、鎬の凹凸に色釉の色むらができ、自然に生まれる濃淡が美しいコントラストを作り出します。
しのぎのお茶碗は、内側に鎬が入っていて、表面はうっすら横縞の凹凸があります。濃淡のある鎬の内側は、料理を入れた時に表情があり、料理がよく映えます。
形も、エッジの効いたフォルムで、しっかり深めの大小2サイズ展開。カラーバリエーションはなんと全12色。同じフォルムのお茶碗でも、カラーが違えば印象も異なってきます。家族でお気に入りのカラーを選べて良いですね。
その他の一龍陶苑のお茶碗はこちらのページでも紹介しています。
【大】
【小】
【共通】
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 Maturite(マチュリテ) お茶碗 こぎん茶碗 参考価格1,100円~(2021/09/03時点)
成熟した大人の住空間をサポートするというコンセプトで洗練されたオリジナル商品や国内外のインテリア雑貨等を取り扱う「Maturite(マチュリテ)」から、「こぎん」シリーズのモダンでおしゃれなお茶碗です。
「こぎん刺し」とは津軽地方の伝統的な刺し子です。刺し子の布は温かい空気を閉じ込めてくれるため、寒い冬を過ごすために布に施したのだとか。そんなあたたかみのあるこぎん刺しの中でも縁起の良い「松かさ柄」をモチーフをおしゃれに模したのが「こぎん」です。
品よく並んだ松かさ柄と少し色むらのある塗りで、とてもあたたかみのあるお茶碗です。
深みのある釉薬で何とも和モダンで大人な雰囲気のイエローとネイビーの2色展開です。和柄の和食器でありながら、和にも洋にもマッチするモダンさがとてもステキですね。内側は白地なので、色ご飯もよく映えます。
イエローよりネイビーの方がひと回り大きくなっているのでペア茶碗にも最適です。
【大】
【小】
【共通】
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 natural69 お茶碗 swatch茶碗 参考価格792円~(2021/09/03時点)
「natural69(ナチュラルロック)」は、波佐見町の陶磁器専門卸問屋で、自社デザイナーによるオリジナル商品開発を行っています。そんなnatural69の看板商品「swatch(スウォッチ)」は、簡単な形と線でできたパターン柄を特徴とする北欧風の人気シリーズです。和にも洋にもよくマッチし、朝から晩まで活躍の幅が広い食器シリーズです。
そんなswatchのお茶碗は、波佐見焼の伝統である「くらわんか碗」の形を取り入れ、使いやすくて持ちやすい、かつ丈夫で扱いやすいと機能性はバッチリ。高台が大きくてしっかりしていて、厚いつくりなのでご飯の熱も感じにくくなっています。
ミニボウルにもなるずんぐりしたフォルムもかわいいですよね。
さらに現代的な7つもの柄があるので、家族みんなのお気に入りで揃えることができます。どの柄も白磁に藍の絵柄なので、柄違いでもきちんとお揃い感があるのも◎。重ねて収納しても安定が良いのも嬉しいポイントです。
また同シリーズで他にもたくさん和洋食器があるので、いろいろ揃えていくのも楽しいですね。
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 和山窯 お茶碗 Flowers茶碗 参考価格990円~(2021/09/03時点)
「和山窯」(WAZAN)は、「暮らしに寄り添う器」を作り続けている波佐見焼を代表する窯元です。波佐見の伝統を大切にしつつ、ひとつひとつ丁寧に、丈夫で使いやすく、何よりあたたかみのある器が和山窯にはたくさんあります。
波佐見焼を代表するような白地に藍の染付の食器シリーズ「Flowers」。
お花のモチーフが描かれた絵柄はすべて手書きです。シンプルだからこそお料理を引き立て、食卓を彩ってくれるFlowersの器は、使い勝手が良く、さり気ない上品さが人気です。
そんなFlowersのお茶碗は波佐見焼の伝統である「くらわんか碗」です。シンプルで主張しない、だけど、ふんわりと描かれた絵柄がとてもやさしく食卓を和ませてくれます。どんな料理にもそっと寄り添って馴染んでくれるので、毎日の食卓にぴったりです。
絵柄は全5柄。家族でお気に入りの絵柄を選んで揃えるとステキです。また同シリーズの他の器も集めたくなりますね。
その他の和山窯のお茶碗はこちらのページでも紹介しています。
広東碗は軽くて丈夫!波佐見焼「和山窯」のおすすめお茶碗13選
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 白山陶器 お茶碗 ブルーム茶碗 参考価格1,100円~(2021/09/03時点)
どこか北欧の雰囲気を感じさせる波佐見焼のシリーズ食器「ブルーム(BLOOM)」。白山陶器です。
美しい白磁に手書きで描かれた瑠璃色の丸い花柄モチーフが愛らしく、懐かしさすら感じる落ち着いた印象を与えてくれます。また、シリーズのラインナップが豊富で、お湯呑みやマグ、大小さまざまなプレートからティーポット、カップ、また丼までと多岐に渡るため、ひとつひとつ集めるのも楽しみですね。
ブルームのお茶わんは少し丸みのあるフォルムで、直径が小さめで高台もしっかり指がかけられる高さがあるので、手の小さな方でも持ちやすくなっています。ぐるっと一周、美しい藍色のお花のモチーフが描かれていて、内側は艶のある白磁となっています。
サイズはひと回り大きさが違う小と大、2種類あるため、サイズ違いで夫婦茶碗にも◎。
軽くて丈夫、電子レンジも食洗機もOKという扱いやすさも人気の秘訣です。
その他の白山陶器のお茶碗はこちらのページでも紹介しています。
【お茶わん 小】
【お茶わん 大】
【共通】
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 勲山窯 お茶碗 粉引しずく茶碗 参考価格1,375円~(2021/09/03時点)
波佐見焼の窯元である「勲山窯(くんざんがま)」は、女性の職人さんが活躍していてカラフルでポップなデザインが人気です。加えて、土物(陶器)の作品が多く、丁寧な手作業による製陶は高く評価されています。
こちらの「粉引きしずく」は、磁器と陶器を合わせた半磁器で作られています。器の淵からしずくが滴り落ちるように不揃いのドットが描かれ、あえて色をまだらに塗ってその濃淡を楽しめるようになっています。ひとつひとつ職人さんの手によって丁寧に作られていて、手仕事の不規則さが深い味わいとなって、器に表情をもたらせてくれます。
フォルムは波佐見焼の伝統である「くらわんか碗」にならい、広めの高台で安定感があります。小ぶりで少し丸みのあるフォルムも器のかわいらしさを引き立ててくれますね。
カラーは赤、青、白の3色となっています。赤と青のペアは夫婦茶碗にもぴったりです。
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 藍染窯 お茶碗 ステッチ茶碗 参考価格990円~(2021/09/03時点)
藍善窯(あいぜんがま)は、波佐見焼の窯元です。年代、性別を問わずに幅広く好まれる色味と、個人のライフスタイルに合った素朴で温かみのある器をコンセプトにしています。
そんなコンセプト通り、カラフルなラインナップを誇るのが「ステッチ」。
素焼の器に撥水性のある判をひとつひとつ手押しして模様をつけ、カラフルな釉薬に浸け込んで焼き上げています。その名の通り、ステッチ刺繍のようなタッチで、幾何学的な花模様が描かれ、西洋食器のような華やかさがあります。
ステッチのお茶碗は、波佐見焼の伝統である「くらわんか碗」を現代風にアレンジし、可愛らしく上品なデザインです。軽くて片手で持ちやすく、安定感があり丈夫です。高台(底の部分)のところまで、しっかりステッチが入ってるのもいいですよね。
カラーもホワイト、イエロー、ネイビー、レッド、アイスグリーン、ブラウンとカラフルなので、食卓に並んでいるだけでパッと鮮やかになります。
こちらは陶器の器になりますが、食洗機や電子レンジも使用OKなのが嬉しいところ。ただし電子レンジは温め程度に、食洗機に入れる時は他の食器とぶつかり合わないように気を付けてくださいね。
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 aiyu お茶碗 ORIME/P鹿の子茶碗 参考価格990円~(2021/09/03時点)
波佐見焼の中でも近年、とても注目されているオリジナルメーカー「aiyu(アイユー)」は、使う人の目線にたった商品開発・デザインをモットーにしています。
そんなaiyuを代表する人気シリーズが「ORIME(オリメ)」。
もともとアパレル業界で働いていたスタッフが企画したというこの「ORIME」は、テキスタイルのモチーフを器に展開したおしゃれでモダンなシリーズです。洋服の柄に使われるテキスタイルを、やさしい風合いの陶器と、カラフルで艶やかな磁器、2つのシリーズで表現しています。
この「鹿の子」はその名の通り、鹿の子どもの背中に見られる白い斑点模様のことです。ニットなどの編み物の鹿の子柄を模したのがこの「鹿の子」シリーズです。
こちらは陶器の鹿の子柄のシリーズです。
陶器のあたたみに、ぷっくりとしたやわらかい鹿の子の斑点模様がマッチして、何とも言えない味わい深いお茶碗になっています。和食器としては個性的な柄ながら、控えめな色味なので、どんな料理にも馴染み、食卓をやさしく、あたたかくしてくれます。
陶器なので、電子レンジや食洗機は原則としてNGです。しかしながら、見た目に反してとても軽く持ちやすいので、普段使いしたくなるお茶碗です。
ホワイトは鹿の子柄がぷっくり浮き上がっていて表面に艶があります。ブラウンは判押しで表面はつるんとフラットで、角度によっては黒や紺に見える深い茶色になっています。
サイズも大小2サイズあるので、サイズ違い、色違いで夫婦茶碗にしても◎。
その他のaiyuのお茶碗はこちらのページでも紹介しています。
【大】
【小】
【共通】
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 利左エ門窯 お茶碗 一珍十草茶碗 参考価格1,731円~(2021/09/03時点)
「利左ェ門窯」は陶器専門の窯元で、手仕事にこだわり、熟練の職人技を得意とした職人集団です。
「一珍(いっちん)」というのは、化粧土で細い針穴から絞り出しながら線や柄を描く伝統技法です。触ると凸凹している立体的なデザインです。「十草(とくさ)」というのは、花も葉もなく、すっと伸びた茎だけの植物で、金運を招いてくれる縁起の良い柄といわれています。
こちらの「一珍十草」は、熟練の職人技によって十草模様を一珍で描いたシリーズです。
どっしりとした土物の味わいがたっぷりで、とても伝統的な和の器であるにも関わらず、ナチュラルな色味と丸みのあるシンプルなフォルムで、おしゃれなカフェ風の雰囲気がたっぷりのとても可愛いお茶碗になっています。いつものご飯がより美味しく感じられそうですよね。
カラーは一珍模様がホワイトかブラックかの2色。たったこれだけの違いですが、すごく違う雰囲気になりますね。ひとつひとつ微妙に違う仕上がりも、手仕事ならではの個性があって味わい深いです。
こちらは陶器なので、お取り扱いにはご注意ください。
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 西海陶器 お茶碗 白化粧茶碗 参考価格1,000円~(2021/09/03時点)
西海陶器(さいかいとうき)は、波佐見焼を中心とした陶磁器の総合商社です。400年以上続く波佐見の伝統技術を守りながら、革新的なデザインと高い機能性を追求し、「庶民の営みに寄り添った暮らしの器」を生み出し続けています。
そんな西海陶器の「白化粧」シリーズは、筒山太一窯が手掛ける灰色がかった落ち着いた白と柔らかな質感が特徴の粉引の器です。陶の生地に白い化粧土を施し、釉薬をかけて仕上げられた陶器です。ふんわりとした陶器の素材感はもちろん、磁器にはないその優しい白の風合いが何とも言えない味わいがあります。さり気ない土見せや経年によるシミもまた、陶器ならではの魅力のひとつです。
ほとんど毎日使うお茶碗は、使い込むほどに風合いが増し、日ごとに愛着が深くなっていくことでしょう。上質で味わい深いお茶碗でいただく白ご飯は格別ですね。
見た目に反してとても軽く、片手で持つのにちょうど良いサイズ。高台の錆色も良いアクセントになっています。
土物は経年の変化を楽しむのもひとつですが、変化を抑えるには、初めて使われる際は、米のとぎ汁で目止めをし、毎回使う前にサッと水につけてからご使用になると長く愛用していただけます。
※サイズ、容量、重量には個体差があります。