波佐見焼
波佐見焼で150年以上続く窯元「一龍陶苑」から、おすすめのお茶碗をご紹介します。代表作であるシンプルでモダンな「しのぎ・shinogiシリーズ」をはじめ、現代の食卓になじむモダンでポップなお茶碗、くらわんか碗も。
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この記事の目次
日常使いの食器の中でも最もパーソナルな器と言えば「お茶碗」ではないでしょうか。
日本の食卓にお茶碗は欠かすことのできない器で、ほとんど毎日使うものです。また、お茶碗は手に持って食べるので、見た目だけでなく持ちやすさ、使いやすさもとても大切です。
使い込むほどに手に馴染む、自分だけの「お茶碗」があると、毎日の食事がもっと美味しく、豊かになることでしょう。
今回は、江戸時代から続き、150年以上の歴史を持つ波佐見焼の窯元「一龍陶苑」さんから、とっておきのお茶碗をご紹介いたします。カラーバリエーションが豊富なので、きっとご家族でそれぞれの「お気に入りのお茶碗」が見つかりますよ。
波佐見焼 一龍陶苑 お茶碗 しのぎ茶碗 参考価格707円~(2021/08/17時点)
「しのぎ(shinogi)シリーズ」は、一龍陶苑の中でも不動の人気を誇るシリーズです。
使いやすさを追求したシンプルでモダンな器のシリーズで、その器の種類もカラーバリエーションも豊富です。
「しのぎ」とはヘラなどで彫って稜線のような縞模様を施した「鎬紋(しのぎもん)」のことで、古くから継承されてきた波佐見焼の伝統技法です。一龍陶苑の「shinogi」は鋳型で器に鎬(しのぎ)を入れていく手法を取っています。素焼した器に色釉を入れていくことで、鎬の凹凸に色釉の色むらができ、自然に生まれる濃淡が美しいコントラストを作り出します。
「しのぎ」のお茶碗は、内側に鎬が入っていて、表面はうっすら横縞の凹凸があります。濃淡のある鎬の内側は、料理を入れた時に表情があり、料理がよく映えます。
形も、エッジの効いたフォルムで、しっかり深めの大小2サイズ展開。カラーバリエーションはなんと全12色。同じフォルムのお茶碗でも、カラーが違えば印象も異なってきます。家族でお気に入りのカラーを選べて良いですね。
【大】
【小】
【共通】
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 一龍陶苑 お茶碗 カラー ストライプ くらわんか碗 参考価格1,210円~(2021/08/17時点)
波佐見焼の伝統である「くらわんか碗」。軽くて丈夫で使い勝手が良い日常食器として、江戸時代から重宝されてきました。
一龍陶苑のくらわんか碗にとってもカラフルな「カラーストライプ」が登場しました。
小さめの直径で高台(底の部分)に高さがあるので、お茶碗としてだけでなく、スープ碗やお湯呑み、フリーカップとしてもご使用いただけます。いろいろな使い方ができるのも「くらわんか碗」の伝統的な特徴のひとつですね。
カラーは赤系、青系、黄色系のストライプの3色です。ポップなお茶碗なので、お子さま用にもぴったりですね。
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 一龍陶苑 お茶碗 カラー丸紋 くらわんか碗 参考価格1,320円~(2021/08/17時点)
「丸紋」は筆で丸い模様を描いた伝統模様のひとつです。
一龍陶苑の「カラー丸紋」は、マットな質感で筆のタッチが残るカジュアルな丸紋です。カラー丸紋の「くらわんか碗」もポップでカジュアル。とても日常使いしやすいお茶碗になっています。
小さめの直径に高台の高さがあるため、お茶碗としてだけでなく、スープカップやフリーカップとしても活躍してくれそうです。お揃いのポットと合わせるとカジュアルなティータイムも楽しめますね。
カラーは全部で3種類。
濃淡の違う呉須(藍)の丸紋が描かれた「青」と、ピンクに近い淡い赤と藍の「赤」、そしてサビ(茶)と藍で描かれた「茶」の3種類です。どれも落ち着いた色味でポップすぎないので大人でも使いやすく馴染みやすいカラーです。
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
波佐見焼 一龍陶苑 お茶碗 マットボーダーくらわんか碗 参考価格1,320円~(2021/08/17時点)
一龍陶苑の「マットボーダー」はひときわポップでカラフル。それでいて、質感はマットなので子どもっぽい印象になりすぎず、日常使いしやすいシリーズになっています。
マットボーダーの「くらわんか碗」も、カラフルなボーダーで元気いっぱいの印象ですが、どこか落ち着いていて、大人でも使いやすいカラーバリエーションです。
サイズは小ぶりで高さがあるため、お茶碗としてだけでなく、スープカップやフリーカップとしてもお使いいただけます。お揃いの平皿やポットと揃えてもかわいいですね。
カラーは全部で5種類。
赤とグレーの「赤」、紺と水色の「紺」、水色とカーキの「青(水色)」、黄色とグレーの「黄」、緑と水色の「緑」です。高い台(底の部分)はすべて呉須(藍)になっているので、より落ち着いた印象になっています。
※サイズ、容量、重量には個体差があります。
一龍陶苑は江戸時代から150年以上も続く、長崎県波佐見町の窯元です。波佐見焼に伝わる伝統技法を昇華させて、現代の食卓になじむ器を自社窯で作り続けています。自社工房はなんと交代制で24時間稼働しているそうです。
使いやすさを追求したシンプルでモダンな普段使いの器、若者層にも受け入れられるスタンダードカジュアルな器を目指し、日夜製造しています。
一龍陶苑の代表作と言えば「しのぎ・shinogiシリーズ」です。平皿から小鉢、カップ、ポットなど豊富なバリエーションで和洋を問わず使い勝手が良いことに加え、色釉の特性を活かした落ち着いたカラー展開で、老若男女問わず、多くの層から高い支持を得ています。